大会フォーマット
アメリカーノとメキシカーノ、どちらで開くべき?
外から見ると同じです。パートナーが入れ替わり、得点は個人ごと。違いは「次のラウンドの作り方」だけ。それがすべてを変えます。
どちらもパートナーが入れ替わり、どちらも得点は個人につき、どちらも交流会に向いています。それなのに、なぜみんな「どっちがいいか」で議論するのでしょう。答えは、解決している問題が違うからです。
次のラウンドの作り方が違う
アメリカーノでは、ローテーションの全体が最初の1球より前に決まっています。誰と組み、誰と当たるかはあらかじめ決まっていて、途中で変わりません。
メキシカーノでは、決まっているのは第1ラウンドだけ。あとは順位が決めます。得点で全員を並べ、1位と4位が組んで2位・3位に、5位と8位が組んで6位・7位に、というように下まで組んでいきます。
| アメリカーノ | メキシカーノ | |
|---|---|---|
| ローテーション | 事前に確定 | 毎ラウンド順位から再構成 |
| 誰と組むか | 最終的には全員と | 得点の近い人と |
| レベルの釣り合い | とらない(あえて) | 強く働き、1日を通じて精度が上がる |
| いちばん盛り上がる場面 | 1日に分散 | 最終ラウンド |
| 雰囲気 | 交流会 | 競技 |
アメリカーノを選ぶ場面
- 初対面のメンバーで、知り合うことが目的のとき。
- 全員が最低1回はお互いと組むようにしたいとき。
- レベル差が大きく、それを均等にばらけさせたいとき。
- 全ラウンドの予定を事前に公開する必要があるとき。
メキシカーノを選ぶ場面
- すでに顔なじみで、本気の試合をしたいとき。
- レベル差が大きく、1日かけて自然に整ってほしいとき。
- 本物の盛り上がりがほしいとき(最終ラウンドで勝者が決まります)。
- 予定が1ラウンド先までしか分からなくても問題ないとき。
実務的なポイント
始める前に1ラウンドの点数を決めておきましょう。16点なら回転が速くテンポが出ますし、24点にすると試合の形ができます。2面・16人なら、どちらの形式でも6〜7ラウンドが午後に無理なく収まります。
そしてどちらを選んでも、紙で集計しないこと。どちらも順位が正しいことが前提で、とくにメキシカーノでは数字を1つ間違えると表が狂うだけでなく、間違った次のラウンドが作られてしまいます。詳しくは大会フォーマットの完全ガイドに。
よくある質問
メキシカーノはアメリカーノより運営が大変ですか?
手作業ならそうです。毎ラウンド全員を並べ替えて組み合わせを作り直す必要があり、だからこそメキシカーノは紙ではなく画面を必要とします。
メキシカーノには何人必要ですか?
4の倍数ならきれいに成立します。12〜20人がちょうどよい規模で、順位に意味が出て、なおかつ午後の時間に収まります。
テニスでもアメリカーノやメキシカーノはできますか?
できます。テニスのダブルスでもまったく同じ仕組みで機能し、レベルがばらばらなクラブの夜には最適な答えになります。